A.C.E教育
Accelerated Christian Education

A.C.Eとは何か?

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A.C.E.は(Accelerated Christian Education)システムの略称です。 また「明日の学び舎」とも言われます。アメリカの著名な教育家であり、 国際キリスト教教育に携わるハワード夫妻によって1970年に自主的に創立されたものです。

教育システムが創立されて以来、A.C.E.(本部:アメリカテネシー州)は幼稚園から高等学校までの教材を提供しています。 現在全世界で140余りの国々にある7000カ所の学校、そして8万カ所を超えるホームスクールがA.C.E教育システムを採用しており、 卒業生の人数は100万人以上に上ります。

A.C.E公式サイト

A.C.E使用教材と学習方式

参考:A.C.Eの使用教材と学習方式

A.C.Eの四つの特徴

1.個人指導

学生が主体であり、教師は補助の役割をします。個別の空間で学習に専念することで、学生は自分のペースで学習を進めることができます。 教師は必要に応じて個人指導を行い、学生の失敗を防ぎ、学習を支えます。自分では解けない問題に出くわした際、 学生は旗を挙げて教師に問題を解く手助けをしてもらいます。

その他、一般の学校とは違って、様々な学年の学生たちが一つの教室で学習をします。

2.学業能力テスト

入学する学生はまずテストによって学習能力を確かめます。テストですべての科目の得意不得意の差を明らかにします。各学生は各自のテスト結果に基づいて、 実際のレベルから学習を始めます。皆が一つの学年のレベルにまとめられて学習するのではありません。 なので伝統的な集中型教育の弊害が生まれることはありません。弊害とは、他の人より進んでいるのに先に進めない、 または他の人より遅れているのに全体の学習進度について行かざるをえないというものです。

テストした科目がうまく合格できない場合は、教師が付き添って知識と弱点の補強をし、合格するまで繰り返して挑戦します。

3.自主的学習方式

学生たちは毎日学習達成目標を設定します。毎日の学習進度は学生自身によって設定され、これが自主的学習の鍵となります。 この訓練によって学生は学習の義務と責任を明らかにします。それと同時に、学生が人生の目標を設定し、そのために努力することを学びます。 このような「目標設定」と「努力による達成」という思考モデルと行動習慣を建て上げることの価値は一生ものです。

4.徹底的な理解

すべての科目の教材はすばらしい聖書の価値観によって最初から最後まで貫かれています。基礎が次第に固められていくにつれて、知識も蓄積されます。 学生は自然と自分が何を学んでいるのかを理解し、それから自主的に学習目標を設定します。 次の段階の課程に進むための必須条件として、学生は最低教科書の内容の80%を理解していることが求められます。

140+
の国と地区
7,000+
の正規学校
80,000+
のホームスクール
1,000,000+
のA.C.E卒業生

キリスト教教育とセキュラー(世俗)教育の比較

観点 セキュラー教育 キリスト教教育
教育理念 人が中心 = 人本主義 神が中心 = 神本主義
教育目的 一人の人が社会で役に立てるようにし、物事の事実を教える。 神を知ることを学ぶ。物事の事実を学ぶとともに、神さまの御ことばにある光によってその事実の意味を正しく解釈する。
神さまについて 人が中心。神は存在しないか、偶然のものであって、教育には無関係である。すべての学習は人の真理に基づく。 神が中心であり、人は神に造られた存在である。神は確かに存在し、かつ今も生きておられる。すべての学習は神の真理に基づく。
聖書について 聖書と教育は全く関係がない。 聖書を離れてはまことの教育は存在しえない。聖書はすべての真理の土台である。
知恵について 教育は知恵の源泉である。世の知恵は求めて得るべきものである。人類は知恵を持っていると自認する。 神が知恵の源泉である。霊的な知恵は神に求めて得るものである。神を離れれば知恵は失われることを認める。
命について 命は人のものであり、人の考えようによって見方が変わる。 命は神のものであり、命の主権はこの方の御手の中にある。
人について 人類は進化の産物である。人は基本的に善であるがゆえに、救い主を必要としない。人類は絶えず進歩しており、自らの必要を満たしている。 人類は神のかたちに似せて造られた。人は罪の性質を持っているがゆえに、救い主が必要である。人類はすでに堕落している。人は神に仕えなけらばならない。
科学について 科学の法則は信じるに値する。科学はすべてのものに対する答えを持っている。進化論は通常事実に基づいて教えられている。自然法則は自ら存在し、 人類によって発見されるものである。その法則は永遠に変わらない。 神は決して過ちを犯す方ではない。神こそがすべてのものに対する答えを持っておられる。 科学は創造論の土台に立って解釈されるべきであり、神は積極的に科学に関わっておられる。 神が自然法則を造られ、ご自身の主権によってその法則を示される。 神はどのような時も御心によって科学法則を新たに立てることのできる主権を持っておられる。 御心であればこの時にも奇跡は起こりえる!
歴史について 超自然的な歴史の過程はない。歴史は神を考えに入れない人類によって研究されるものである。すでに知られているものの始まりはなく、その終わりの歴史もない。 歴史を学ぶ目的は知識を増し加え、他の文化を受け入れ、過去の過ちを犯さないようにするためである。 神は歴史を治めておられる。歴史は造物主と被造物との関係における事実のことである。歴史は創造から始まり、継続し、神が私たちを天の住まいに連れ帰られるまで続く。
    歴史には誰もが知る始まりがあり、必ず終わりがある。歴史についての研究は人の神の命令に対する服従と不従順に直接関わるものである。学生は神に従う国は必ず祝福されるという事実を学ぶ。
    また学生は世の中の出来事が神の御手にあることを学び、世の中に対する理解を深め、将来キリストのために世に良い影響を与える者となる。

保護者の方々:皆さまは神さまがゆだねてくださったお子さま、尊い次世代のためにどの教育を選択されますか?

当校はクリスチャン学校です。つまり私たちは神のひとり子イエス・キリストに従い行く者たちであることを認めています。私たちは聖書が神の啓示であり、神がすべての命に対して持っておられる権威の啓示であることを信じています。 福音は一貫してイエスさまが人々にご自身を信じついてくるように、また神を信じて天の御国に入るように伝えられたことを語る良い知らせです。 クリスチャン学校はキリストの体とクリスチャン家庭の総合体であり、神が私たちに神の栄光を現すよう、御心に従って歩むよう命じられ、これらことすべてが聖書に、創造の世界に、 聖霊の導きの中に啓示されているということを私たちは信じます。